存在するだけで他人を上げる「はまちゃん」はどうせ上手くいく男だった。

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存在するだけで他人を上げる男、はまちゃん(@Surf_Fish)をインタビューしてきた。おひげの生えてたからワイルドなのかと思いきや、想像できないほどの優しさと包容力だった。

はまちゃんのVALUはこちら→https://valu.is/hama73

 

重度のうつに陥り世界が灰色になった

よろしくお願いします!

よろしくお願いします!

第一印象なんですけど、思った以上に柔らかい印象なんだなぁって思いました。

ほんとー?ありがとうー!

では、簡単な自己紹介をお願いしてもいいですか?

こんにちはー!

わー!こんにちはー!

何歳なったのー?

あのねー、もうねー、誕生日ねーやったから、6才!

えーっとね、自己紹介ですよね。笑 いま一応会社員でビジネス書作家なんですけど、うつになっちゃって休職してる状態なんですね。

最初、病院に行ってても良くならなくて。で、ちょうどそのときブロガーの「立花岳志さん」が近くでグループセラピーを主催するよって聞いて。前から気になったので申し込んだんですよね。

で、これまではロジックを突き詰めていけばその先に成功があるんやって思ってずっと生きてたんやけどね。でも、そうじゃないってことに気付かせてもらったっていうか。

きっとすごい前進ですよね、それって。

うん。そのセラピーで気持ちがラクになった。今では人の心をラクにしてあげるとか、もっと一歩進む勇気を与えるような、心の援助職がすごく魅力的に思えて。

ぼくVALUのプロフィールに、別名「存在するだけで他人を上げる男」とかって書いてるんですけど。

なんかすごみがありますね。

これ人間の特性分類のエニアグラムっていうのがあって。そのエニアグラムのタイプ3っていう人は、本人はどれだけ努力をしてても、周りからは「ラクラクできちゃってヤバいよね」って思われるらしいの。

いますね、たまにそういうひと笑

そういう人が陥りガチなのが、ずっと「すごいねー!」って言われて育ってるから、常に結果を出さないとダメっていう思考になっちゃうんですよ。

それ苦しいですね。

実際、ぼくも期待に応えようとして仕事の業績とかもすごく上がったのに、でもすごく心が苦しくて。けっこう限界まで来てたときに、上司にちょっと言われたのがきっかけで、自分の感情がプチって死んじゃって。

ほんとに言葉にするとわけわかんないんだけど、「世界が灰色になる」っていう。パソコンの画面に文字とか映っていても読めないんだよね。なんか映ってるんだけど文字として認識できなくて。きれいな景色を見ても、おいしいものを食べても何も感じなくて。

え。。けっこうヤバくないですか。。?

facebookに「こういう症状出てるんだけど、これってヤバいですかねー?」って投稿して、寝て起きたらコメント欄がお祭り騒ぎになってて。「早く病院行け!」って並んでたんだよね。

それで「あ、病院行っていいんだ」って思って病院行ったら重度のうつだったね。ははは笑

(ガクブル)

 

がんばりすぎる性格でうつが治らない悪循環に

うつ病って2週間くらいで治ると思ってたんだけどね。「これがうつの回復プログラムです」って言われて渡されたのが、3ヶ月とか6ヶ月とか、まぁ長いんだよね。笑

これまで仕事でバリバリ働いて、自分の価値を証明していたのに、いきなり「6ヵ月休んでね」って言われちゃって。

そうなんですね。

それですごくマジメにうつを治そうと思っちゃったんだよね。「何もしてない自分はダメだ!」っていう思い込みがあったから、必死にうつに関する情報を読み漁って、自分でなんとかしようとがんばっちゃうんだよね。

で、がんばっちゃうから余計に治らないっていう悪循環に陥ってて。

がんばっちゃう気持ち、なんとなくわかるかも。。

で、その性格が形成されたきっかけがあるんじゃないかと思っていて。今の会社に入ろうと決めたのが中学2年生だったんですよね。そこからいろいろがんばって、無事その会社に入れたんですけど。

そこでぼくが考えた仮説が、14歳のころから変にスイッチ入っちゃって、がんばりすぎてたんじゃないかなって思って。

やっぱ小さいころからなんですね。

で、その仮説を検証するためにグループセラピーに行ってきたんですけど、ぼく自身がんばっちゃう性格だっていうのと、母子家庭だったんですけど、長男のぼくがお母さんも妹も守らないとって思ってたんですよね。

それで「誰かのためにがんばって良い子でいるのが自分」っていうアイデンティティに縛られてて。

なるほど。

でも、自分の本能の部分はそれを望んでいなかったんですよね。自分の感情を押し殺して、人に合わせるっていう。20年間それをつづけてきたので、体が限界を感じて反乱を起こしちゃったんだよね。そこで「思い込みを手放せばいい」って話になるんだけどね。

 

天才のミスは社会貢献?

思い込みを手放すですか。。?

ぼくみたいな傍からみたら何でもできちゃいそうな人って、失敗したら人生終わりだみたいに考えちゃうんですけど、そういう人は失敗してもおいしいんだよね。

要は、天才だと思っている人がミスとかすると、「あ、天才でもミスするんだ」と思ってほかの人を安心させられるというか。

たしかに!

あと天才の人って「わたしが助けてあげなくても大丈夫だろう」って思われちゃうから、自然と人が寄ってこなくなるんだよね。そういう人から「君の力が必要だ!」「助けて」っていうことは負けどころか、社会に幸福を生んでるっていう。

すげぇ。。

そういう考え方を知って、「あ、失敗してもいいんだ」って思えたんだよね。

だからぼくが精神的に健全でいる限りは、そこにいるだけで、周りが幸福になっていくから、「存在するだけで他人を上げる男」って書いていて、セラピストにも向いてるっていう。

そういう由来があったんですね。

 

VALUは資格を超えた価値になる

これからは会社勤めをつづけるんですか?

それはあんまりないかな。誰かの下につくっていうのがだいぶ苦手なんですよね。まぁ幸い自分のやりたいことが見つかって、しかもそれで会社員のときよりも稼げるなら、やっぱそっちの方面に行くよね。

まぁそうですよね。今はすでにセラピストとして働いているんですか?

本職のセラピストみたいに1時間何万円とかではやってなくて。友だちとかに無料で診断やったりしてるんだけど、それで実際に効果が出て満足もしてくれてるから、実質的にはセラピストなんだけどね。

でね、今VALUの仕組みってすごい良いなって思ってて。肩書きのないぼくみたいな人でも、「1VA当たりこれくらいなんで、ぼくのセッションにこれくらいの価値があるんですよ」っていう証明になるんだよね。

信頼が数値化されるわけですね。

すでに1時間話すなら3万円とか、お金の設定をしてしまったのよ。

おぉー!そうなんですね!

基本的に自分の価値って安売りしちゃいけなくて。安売りしちゃいけないんだけど、高く設定して自分を引き上げるっていうのはアリだと思っているのね。

ふむふむ。

これで相談が来たら実績になって認知されるし。仮に依頼が来ないのであれば、時間があるからたくさん勉強とか修行できるんだよね。どっちにしても良いことしかなくて。下手に安く設定して、中途半端に忙しくなるよりは良いよね。

 

人間内で行われるものごとに色を付け合う想像ゲーム

で、これは心の援助職に限った話ではなくて、物事の本質の部分の話なんだけど。人間って目の前の事実に対して、過去の生き抜いてきた経験から、なんらかの意味を与えるんですね。

そういう想像ゲームを勝手に互いにし合って疲れてるんですよ。ただそこに事実があって、その事実自体にはなんの意味も温度もなくて。それに対して人間が勝手に喜んだり悲しんだりしてるだけ。

そうだったのかぁ。。

イケハヤさんを例にとっても、「人を煽って炎上させて金を稼いでてヤな感じの人だなー」って思う人もいるかもしれない。

でも、見方を変えると、日本のサラリーマンの怒りのはけ口になっていて。

??

日本のサラリーマン:「うわーむしゃくしゃするー!とりあえずイケハヤ攻撃しとけー!」
イケハヤさん:「よっしゃー!こいやー!!」

って怒りを受け止めて浄化してくれてるって考えれば、すごく尊いよね。笑

神のような方じゃないですか。。笑

こんなふうに人間って主観で物事を見てて。主観を手放すって感覚はこういうふうに具体例を挙げてもらったときとかは理解できるんだけど、練習しないとなかなかできないんだよね。

たしかに常に意識するのはむずかしそう。。

世の中ってシンプルにできてるのに、みんなが無意識のうちに主観で意味づけしちゃって。みんなが主観に操られているってことに気付けば、誰も争うことはないと思うんですよね。

なるほど。。

 

裸の背中を見せて生きる

たとえば、ゲームとかって最初なにも装備ない状態からスタートするじゃないですか。これがだいたい3才児くらいまでの状態で。これくらいまでは「裸でもオレは無敵だー!」って感じなんですよ。

ふむふむ。

で、3才くらいになってくると怒られたりしたのがきっかけで「これ裸のまんまじゃマズいんじゃないか…?」と思い始めて、防具をつけたり、武器を持ったりしていくんですよね。

そうやって年を重ねていくと、鎧とか武器とかがすごいことになってて、すげぇ立派な装備してるんだよね。

で、みんなその装備がいかに素晴らしいかを自慢したいわけよ。だからみんな丸裸のままでも幸せのはずなのに、生きていく中でなんらかの障害に立ち向かうために装備を身につけていった結果、装備を持っているがために戦わなくちゃいけなくなる。仕組まれちゃってるんだよね。

仕組まれた争い。。

ただ、裸でも”当たらなければ”どうってことないんだよ。当たったって思うのは、自分の主観を切り離せてないだけで。それを切り離せると、すごい武器で切りかかられても避けることができるんだよ。裸だから身軽だし、当たらなければどうってことないし。

一周回って裸が最強なんですね。笑

そうそう。その代わり、所持品一覧には今まで手に入れた防具と武器がぜんぶ残ってるんだよ。普段つけてないだけで、必要なときに取り出せばいい。1回、裸強いんだって境地に至れば、裸強いんだけど今までの武器も使ってもいいっていう”したたかさ”。

すげぇそれ。。まずは重たい防具を外すところからですね。

生きていく上でイヤなことって絶対あるから、そこから身を守ろうとして防具を身につけるのは仕方のないことなんだけどね。そこで「実はその装備必要ないって知ってました!?」って教えてあげると、その瞬間はすごく苦しいんだよ。今まで苦労して手に入れたレアな防具が無価値だって断言されるわけだからね。

それをさらに受け入れないといけないから、まだ覚悟ができていない人に言っても、「何それ意味わかんない」ってなっちゃうんだよね。「武器も防具もなしに生きていけるわけないじゃん」って。

「ちょっとこの防具重いな…」「戦うの疲れたな…」っていうくらいの段階の人の前に、突然裸で現れて、「裸でも生きていけます!」っていうふうにして「まじか!じゃあおれも裸になろう!」っていうのを目指していてね。

自分が防具をつけているっていう認識をしないとですね。

ぼくもまだ防具はついてるんだけど、それを自覚しているのかいないのかで全然違うんだよね。「好んでこれをつけてるんです」「呪いかかっちゃってるから取れないんだわ」とかいうやつもあるんだよ。

自分がつけてる装備一覧を洗い出したくなりますね。

そう、裸になっても生きていけるっていう覚悟を決めるのがスタートで。裸になったつもりでも、「これ呪いがかかって取れないんだな」っていうのに気付いて、それを1つずつひっぺがしていくっていう作業もあって。それをやるのが心の援助職の仕事で。

ゲームとかでも呪いを解く呪文とかってありますよね。ちなみにそういうのあったりします?

あるよ!

・過去のことはしょうがない。
・今のことはこれでいい。
・未来のことはどうにかなる。
・迷ったときはどっちでもOK。

この4つを心から納得できたら、基本的に自由だね。

おー!魔法の呪文やー!

これを一回聞いただけで「おっ良いこと聞いたぞ!」で終わってしまうことが多くて。何回も何回も繰り返し訓練していくことが必要なんだよね。

はい。。精進いたします。。

 

現実はいつも甘くて美しい

それでは今後の抱負をお願いします!

どうせ上手くいく。あとは、「現実はいつも甘くて美しい」。

抱負って言われても気の利いたことは言えないけど、どうせ上手くいっちゃうし。笑

いいですねぇ。。!自分のことをすごく把握してる感じを受けました!では、今日はありがとうございました!

ありがとうございました!

 

絶望を一度経験しているからこそ共感できることが、はまちゃんにはあるはずだ。さらに持ち前の優しさがあれば、なんでも悩みが浄化されてしまいそう。

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