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「運動は学習効率を高める」ことを脳科学の観点からわかりやすく説明してみる。

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脳を鍛えるには運動しかない!第二章の「学習-脳細胞を育てよう」をできるだけわかりやすくまとめてみる。運動が学習効率を高める理由を科学的な観点から説明していく。

 

 

なぜ運動すると学習効率が上がるのか

運動すると、脳の中に新しい細胞が生まれたり、今いる細胞たちが強くなったりする。運動により学習効率が上がるのは、その細胞らがいろんな情報を学習してくれるからなのだ。

 

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脳の中は「ニューロン」という脳細胞で構成されている。運動すると脳の中で「BDNF(脳由来神経栄養因子)」というタンパク質がつくられ、このBDNFは日本語で”栄養”とついているだけあって、脳にとっての”肥料”となる。すなわち、BDNFがニューロン(脳細胞)の成長や新生を促したりしている。

 

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ニューロン(脳細胞)どうしの結びつきが、外からの情報を伝えるインフラ的な役割を果たしている。「ニューロンどうしの結びつき=脳の情報が通る回路」だと考えるとわかりやすい。たとえるなら、情報はクルマで、ニューロンは道路だ。「道路=クルマが通る道」みたいな感じ。

 

そして、運動によってつくられるBDNFは新たなニューロン(脳細胞)どうしの結びつきを生み出し、維持している。BDNFは情報を伝達するための道づくり(ニューロンを増やす)のために必要なものとなる栄養素だ。

 

運動をするとニューロンが脳内で増える。この生まれたてのニューロンだが、使わなければ死んでいってしまうという特性がある。生き残るにはなにか仕事を与えてあげねばならない。

 

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その仕事というのが「脳への刺激」である。つまり、新たな情報や勉強した内容が脳への刺激となって、ニューロン(脳細胞)に仕事を与えてやることになる。ニューロンは白紙の状態で生まれ、そこになにかしらの情報でペイントして上げることで、その色付けされたニューロンが脳内で生き残ることとなる。

 

運動により、新しい情報を記録するための基盤(ニューロンどうしの結びつき)が準備される。そこに新しい情報を与える。これが運動によって学習効率が上がる仕組みだ。

 

まとめると、

  1. 運動すると、「BDNF」という脳にとっての肥料が生成される。
  2. この肥料のおかげで、ニューロン(脳細胞)が生まれる。
  3. 生まれたままのニューロンは白紙のままなので、そこになにかしらの情報を与え、上書き保存する。
  4. 上書き保存されたニューロンは、脳内に生き残ることになる(=学習)。

  

学習効率を上げるためにはどんな運動をすればいいのか

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「理論的な話はいいから、どんな運動をすればいいのか教えて?」という声に応えることにする。

 

結論からいうと、「有酸素運動」と「複雑な動き」、これらの組み合わせ、もしくは元から組み合わさっているような運動(テニスとか)が好ましい。複雑な動きをここでは「歩行以上の技能を必要とするもの」と定義する。

 

なぜこの組み合わせが必要なのか。それは、「複雑な動き」をするために必要な知的能力を、脳はほかの状況にも応用しているからだ。

 

先ほどの学習の理論に立ち返ってみよう。”有酸素運動”により新しい情報を記録するための基盤を準備をし、”複雑な動き”で脳に刺激を与え、脳内ネットワークを強く広くして、そのネットワークをうまく使えるようにする。

 

ここで重要なのが、たとえ運動を通じて作られたネットワークであっても、ほかの領域に動員され、思考にも使われることだ。スポーツ万能&成績優秀な子どもがいるのはそのためだ。

 

学習という行為を繰り返すことで、脳全体のニューロン(脳細胞)どうしの結びつきが、より密で、より丈夫で、より良好なものになる。こうしたネットワークを築き、記憶や経験の蓄え豊かにすればするほど、学習という行為自体が容易になってくるというわけだ。

 

おすすめの運動を挙げてみる

脳を鍛えるには運動しかない!の先生が勧めている運動は、そもそもが「有酸素運動+複雑な動き」になっているもの、たとえばテニスとかエアロビとか。

 

あるいは、10分ほどの有酸素運動でウォーミングアップしたのちに、ヨガのポーズやバランスの訓練など、技能を必要とする運動をするというやり方だ。

 

まとめ

  • 運動することで、白紙のニューロンが生まれ、新しい情報を記録するための準備が整う。
  • その白紙のニューロンをなにかしらの情報で上書き保存することで、そのニューロンが脳内に生き残ることになる(=学習)。
  • 運動を通じて作られたネットワークであっても、ほかの領域に動員される。
  • 「有酸素運動」+「複雑な動き」をやってみよう!

 

いきなりジョギングとかしなくていいので、まずは散歩とか、エスカレーターじゃなくて階段を使うとか、そういうところから始めてみよう。