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【公認会計士試験】財務会計論で合格者が実際行った勉強方法まとめ

公認会計士試験において、財務会計論は特別な科目といっても過言ではない。ご存知のとおり、短答では財務会計論だけ200点満点、論文では会計学(午後)だけ300点満点と、総得点に対する比率が大きくなっている。

 

それゆえ、「財務会計論が得意である」ということはとても大きな武器となる。ぼくの周りの友人もそうだった(ぼくはそうでなかった←)

 

実際、財務会計論の成績がよい受験生は合格しやすいという感覚はかなりある。なので、財務会計論の勉強方法を実体験からまとめてみた。

 

 

財務会計論計算の勉強方法~まずは計算をがちがちに固める~

 

財務会計論の勉強を始めていくのであれば、まずは「計算を8割」仕上げることから始めよう。確かに理論と同時平行で覚えていくというのもやり方の1つだ。しかし、計算があやふやなまま、理論を覚えようとしてもあまり頭に入ってこなかったりする。

 

車でたとえると、

  1. まずは運転の仕方を身体に染み込ませる
  2. そこから、車の構造、部品の名称を覚えていく

そんな感じだ。運転の技術が申し分ないのであれば、車の構造を説明されたときにも、
「なるほど!ここがこういう役割を果たしていたのか!」みたく、すんなりと頭に入ってくる。

 

 

ぼくが実践した財務会計論"計算"の勉強方法

まずは計算から。直前期になると、ぼくはやるべき範囲を絞ることにした。

参考記事:【公認会計士試験】直前期に大切な5つのことまとめ - むーびんぐ

 

まず、これまでの答練の中から各論点の代表的な問題を切り取って、”ファイリング”していた。

 書類や資料、新聞・雑誌の切り抜きなどを、業務に役立つように分類・整理すること。-byコトバンク

 
例えば、リース。ファイナンス・リースの問題の中で、

  • 3/31 にリース料を支払う問題、
  • 4/1 にリース料を支払う問題
  • 所有権移転の問題
  • 移転外の問題

リースでも様々な論点があるが、それぞれ1問ずつファイリングをしていた。なので、ほぼすべてをファイリングしていたといっても過言ではなかった。


「絞り切れていなじゃねーか!」という声も聞こえてくるが、ぼくは答練だけに絞っていた。問題集は一切解いていない(なんか問題集やる気出なかった←)

 

1つのファイルにまとまる良い点といえば、「これさえ完璧にすれば、財務会計論の計算は完璧になる…!」というように思える点。


これでモチベーションが一気に高まった。ここ重要なのでもう一度言うと、
「これさえ完璧にすれば、財務会計論の計算は完璧になる…!」

 

こう思えれば、ものすごくモチベーションは上がる。ほんとに。「よっしゃぁ!ぜんぶ仕上げたるでぇ!!」ってなる。これを頭から毎日解いていった。1日も欠かさずに。


もちろん、解いた答練の下のほうに自分の言葉を添えて、出来具合を記入していく。

関連記事:復習を効率化させるために自分の感情とともにメモを残す

 

ぼくの場合、○、△、×の印と「一応もう一回」「全然ダメ」などのコメントをセットにして記入していた。


1周目を終えると2周目。ここからさらに範囲を少しずつ絞っていく。2連続で○印が付いた問題はそのファイルから外していくのだ。

そして解けなかった問題だけ、3度目を解いていく。そうすると、だんだんとファイルが薄くなっていく。これは相当快感。

 

「あとこれだけ終わらせれば、おれは最強になれる」 と本気で思っていた。

ただ、4回も5回も解いて、それでも間違えてしまった問題はミスノートに貼り付けてしまう。

関連記事:知識の抜け漏れをふさいでくれるミスノート


そして、本試験超直前にそのミスノートを確認する。この流れの勉強方法のメリットは
「モチベーションが自然に高まる」というポイントにあると思っている。

こうして何度も何度も解いていくことで、計算の“型”を自分に染み込ませていった。

 

財務会計論理論の勉強方法

短答式試験、論文式試験ともに理論のウエイトは大きいのでしっかり押さえる必要がある。

 

財務会計論理論短答式試験対策

まずは短答式試験対策としては、

  • テキストの読み込み
  • 肢別チェック(1問1答)

をひたすら読む&解く。肢別チェックは授業の進捗度に合わせて進めていった。

 

肢別チェックの2周目を解く前、テキストに一通り目を通してそれから解いていた。この順序にすることで「テキストでインプットしたものを肢別チェックでアウトプットする」という流れができ、知識のもれを埋めていくことができたように感じる。


ちなみに財務会計論の肢別チェックは合計で2回しか解いていない。もう1周解いても十分に効果は期待できたが、時間がぜんぜん足りてなかったので、テキスト一筋に切り替えた。


余裕がある人や、財務会計論の理論に自信をつけたい人は、もう1周、2周と解いていいと思う。配点のウェイトでかいし。。

 

ぼくは自習室や図書館でテキストを読むと、どうも集中できなかったので、毎日乗る電車で読み込んでいた。

自習室では計算、電車では理論と、場所を変えることで上手く切り替えができていたように思う。このように集中できないときや、気分転換したいときは場所を変えるように心掛けていた。

関連記事:勉強するための場所を整える

 

短答式試験のときはテキストを隅から隅まで読み込んでいた。

O原の財務会計論のテキストには脚注というものがある。「短答式試験用の細かい論点ですよー」 と示してくれている部分のことだが、ぼくは試験2,3日前にどこを読み込もうか迷ったので、“脚注読み”というのを実践した。


この“脚注読み”だが、けっこう的中するといった感覚はあるけど、年によって変化するので、全面的に推奨することはできない。ただ、選択肢の1つとして“脚注読み”をおいておくのはいいと思う。

 

財務会計論理論論文式試験対策

論文式試験のときは、定義や様々なメリット等を脳内言語で再生することを主に行っていた。テキストを読んでから、いったん目を離して上の空になり、 脳内で覚えたい部分を再生する。

関連記事:脳内で覚えたい定義を復唱する

 

最初は、超短期記憶では覚えられたとしても、長期記憶に植えつけられなかったので、接触回数を増やして少しずつ植え付けていった。

関連記事:”単純接触効果”を会計士試験に応用する簡単な方法 - むーびんぐ


また、テキストは隅から隅まで読むのではなく、試験時に配賦される法令基準集に載っていない部分だけを読み込んでいた。

 

以上がぼくの行った理論の勉強方法だが、改善できる部分が2つある。


ぼくは論文式試験のとき、理論はテキストのみで勉強していた。ただ、答練の理論問題をすべて切り捨てたのは「けっこうリスクのあることをしたな」と思っている。


答練で出題された問題が本試験で出題されると、多くの受験生はその問題を拾ってくる。傾斜配点のある論文式試験で答練をすべて切るのはオススメできない。


せめて、答練にだけ出題されて、かつ、テキストには載っていない部分だけでも確認しておくべきだったと思う。反省。


また、財務会計論の法令基準集だけは読み込みを怠ってしまっていた。というより1度も開いたことがなかった←

法令基準集から出題されるなんてありえないと思っていたからだ。


ただ、ぼくの受けた年では法令基準集を見れば答えられるという問題がいくつか出た。

いきなりぶっつけ本番で、法令基準集から必要な情報を抜き出すのは不可能に近い。探し方がまったく分からないし、そもそもほしい情報が載っているかどうかもわからない。

 

ぼくは本試験で初めて法令基準集を開いて、だいぶパニックになったのを覚えている。なので、1度は法令基準集に目を通し、必要な情報の探し方だけでも押さえておくといいかもしれない。

 

会計士試験財務会計論の勉強方法おわりに

以上が、会計士試験財務会計論の勉強方法まとめだ。財務、だいじ。