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【公認会計士試験】直前期に大切な5つのことまとめ

公認会計士試験、試験直前期の勉強方法の指針を実経験からまとめてみる。


直前期、ここでは、本試験の 1~2 ヶ月前くらいの時期のことを指す。はっきり言って、正しい勉強方法さえ実施できればこの時期が一番伸びる。めちゃくちゃ伸びる。

 

ただ、ここでさぼってしまったりすると、他の受験生にあっという間に置いて行かれるのもこの直前期。そこで、成績の伸びを最大限にするために重要な「5 つのこと」を紹介する。

 


試験直前期は勉強する範囲をこれでもかというくらい絞り込む

「あ!この問題解けそうだ!」 と思い、着手したはいいものの、知識があやふやで、結局答えが出せない。


「ここ、どの数値使うんだっけ。。。?」「やばい、時間を使いすぎてる。。。」

解けると思った問題を解けずに焦ってしまう。さらには時間をも無駄にしてしまう。落ち着けば、難なくとれるような問題も焦ってこぼしてしまう。

本試験あるある。。


そういうときは、「絞り込み」をきっちりやっておくことが大切。つまり、 「本試験までに勉強することを限りなく絞り込む」ということだ。

 

逆に 1 番やってはいけないのは、「手を広げすぎる」ということ。手を広げすぎると、勉強した気にはなれる。網羅的に勉強することができたと感じ、どんな問題が出されても大丈夫な気になる。


しかし、手を広げすぎた結果、どれもこれも中途半端にしか頭に入っておらず、確実に解ける問題がほとんどない状態に陥る恐れがある。


そして、本試験で学習した論点が出ると「できる!」と勘違いし、つい着手してしまう。しかし、知識があやふやで細かい部分に対応することができず、結局解けない。本試験あるある。。

たとえば、きっちり絞りこんでリースの問題を繰り返し解いた結果、リースの問題が出題されたらそれを確実に解くことができるようになっているはず。


四半期の問題の演習は、行っていなかったにもかかわらず、 本試験で四半期の問題が出題されてしまった。そんなときは、その問題を「ムリっ!!」と切り捨てることができ、その分ほかの問題に多くの時間を費やすことができる。


実際にぼくは、正直まだまだ、「これやっといた方がいいんじゃないか?」という教材がたくさんあったけど、勉強する範囲を思い切り絞り込んだ。


すべての教材に手をつける時間はとてもなかったから、限られた時間で最大の効果を得られるように講師とも相談しながら、限りなく絞り込んでみたのだ。

 

この作業はものすごく大切で、ものすごく難しい作業だ。というのも、いろんな教材に触れた方が絶対安心するから。


その誘惑に負けず、自身の精神をコントロールし、勉強する範囲を限りなく絞り込めた人が合格に近づける。


なので、今直前期真っ只中なのであれば、本試験までに学習する教材を思い切って絞り込んでしまおう。そのときは、講師と相談することを忘れずに!

 

本試験に向けて1日あたりの勉強量を決めていく方法

上記のように絞り込んだ範囲を実際に勉強していくときに大事なことが2つある。

「絞り込んだのはいいものの、本試験までに絞り込んだ範囲を消化し切れなかった・・・」というようなことが起きるのを防ぐために、以下のテクニックを参考にしてほしい。

 


絞り込んだ範囲を本試験までに残された日数で割り、1 日のやるべきことを明確にする

絞り込んだ範囲を本試験までに残された日数で割り、1 日のやるべきことを明確にする。

 

たとえば、テキストが600ページあるとして、1ヶ月後の本試験までにあと2周はしたいなと思ったら、
「600ページ×2周÷30日=40ページ/日」
といった感じになる。

1日にやるべきことが明確になると、勉強にスッと入りやすくなる。


ここで1つだけ注意すべきは、余裕を持つこと。


上記の例なら、本試験前日くらいに絞り込んだ範囲を終わらせることになるが、これはどちらかというとよくない例だ。予定が少しでも狂うと本試験に間に合わなくなることになる恐れがある。

 

なので、上記の例でいうと、40 ページ/日を45 ページ/日とすることで約 27 日で終わらせることができ、先ほどより余裕ができる。かなりきついが…

 

これで予定が狂ったときでも柔軟に対応することができる。1日で終わらせられそうな範囲とある程度の余裕とを勘案して、適切な日数でやるべき範囲を決めてみよう。

 

絞り込んだ本試験までにすべき範囲をすべて紙に書き出し、つぶしていく

絞り込んだ本試験までにすべき範囲をすべて紙に書き出し、書き出した横に“正”の字を書いていった。

 

基礎答練  T
応用答練  T
直対答練   ̄


こうすることで毎日のように達成感を得ることができた。さらに、上記の場合、
直対答練だけ“T”になっていないから、” ̄”を“T”にしたくて、その答練にスッと取り掛かることができた。

 

 

やるべき範囲を絞り込み、残り日数で割り、そのすべてを紙に書き出し、それをつぶしていく。ぜひやってみよう。

 

直前期における計算&理論の勉強の指針

ここでは、直前期に、「一日何をどれだけ勉強すればいいのか」その軸となる目安を紹介する。

 

計算の勉強指針

直前期の目安としては、「計算問題を毎日1問は解く」のがオススメ。具体的に言うと、答練1回分くらい。


計算力は一朝一夕で身に付くものではない。「ラスト 1 週間で追い込む!」というような戦法はもちろん通用しない。


日ごろからこつこつと知識を積み上げることによって、少しずつあなたの血となり肉となるので、最低でも各科目 1日1問、計算問題を解くように心掛けよう。

 

理論の勉強指針

「理論は追い込みが効く」というのを聞いたことがあると思う。これは正しい。しかし、いくら追い込みが効くからといって、いつまでも放っておくのはナンセンスだ。

理論も1 ヶ月そこらじゃ仕上がらないというのが正直なところ。

 

にもかかわらず、2 週間前から理論に手をつけ始めるという悲劇(初めて短答式試験を受けたときのぼく)。

 

もちろん、結果はぼろぼろだった。1 ヶ月前でも遅いくらいですが、直前期真っ只中なら、今すぐ理論の勉強にとりかかった方がいい。

 

ただ、だからといって、「よし1ヶ月前は理論に注力するぞ!」 というのも危険だ。

計算は理論と比べて、身体に染み付くといった感じはあるが、それでもやはり1ヶ月、いや1週間、計算問題を解かないだけでも、細かい部分がスルスルと抜けていく。


自分では計算能力が落ちていることに気づくことができないのが恐いところで、いざ本試験を迎えたときに大コケしてしまいかねない。


以上の大切な部分をまとめると、

直前期は「計算を毎日 1 問は解き、理論の追い込みをかけ始める」というのが勉強の大まかな指針となる。これを忘れず、バランスよく勉強してみよう。

 

問題に対する解法の身につけ方実践編

「あれだけ勉強した論点なのに、違う問われ方をされると解けない・・・」なんて経験が何度もあった。
本試験は腹が立つほど、ひねりにひねった、“変化球”を出題してくる。うざッ


なので、「ある 1 つの個別問題から、その論点なら必ず対応することができるという
普遍的な解法を身につける」ことが大切。

詳しく解説すると、
日本語で「帰納法」ということばがある。「帰納法」とは、ある事例をもとにして、
一般的法則や原理を導き出す推論法のことだ。これを身につければいい。


これを身につける手っ取り早い方法は、「同じ問題を答えを覚えてしまうくらい繰り返し解く」 という方法。


同じ問題をぼろぼろになるくらい繰り返し解くと、いずれその問題を見た瞬間に解法が思い浮かぶようになる。そして頭の中では、答えを導く手順が 1 から順に浮かんでくる。


そのようなレベルに達すると、ちょっとひねられたぐらいの問題なら、「あの問題はここをこうして解いたから、これも同じようにすればいいのか」と応用する力がついてきた。


リースを例にしてみよう。

  1. まず、ファイナンス・リースなのかオペレーティング・リースなのか判定する。
  2. ファイナンス・リースであれば、移転外かどうか判定する。
  3. 貸し手の現金購入価格は明らかなのか、どの割引率を使うのか。

このStepに沿って、様々なことを勘案して問題を解いていく。ある 1 つのリースの問題を完璧にすることで、上記の順番を身体に染み込ませることができ、どんな問題が出題されても、この順番を踏みさえすれば答えを出すことができる。

 

答練を繰り返し解く必要性は、問題を見た瞬間に解法が瞬時に浮かび上がるようになる論点を いくつもいくつもストックすることで、基礎を身につけ、変化球に対応する力を身につけるためだ。

 

知識の抜け漏れをふさいでくれる「ミスノート」

いくら繰り返し問題を解き、間違えたところを何度確認したとしても、時間が経つと忘れてしまうというのが人間というもの。

 

その知恵袋に穴が開いてくるのは仕方が無いことだが、それを修復する方法ならある。苦手がどんどんふさがっていくような安心感を得られるツール。

 

そのツールが「自分の間違えやすい箇所がすべてまとまったミスノート」だ。

 

まずはこのノートの作成方法を説明する。自身で絞り込んだ範囲を何度も何度も繰り返し解いた。だが、何度解いても間違えてしまう箇所がある。いわゆる苦手論点だ。

 

そこで、その苦手論点だけをピックアップして、ノートにまとめていく。

ぼくが実践していたのは、4周も5周も解いて、それでも間違えてしまった部分だけを切り取って、ノートにピタッと貼り付けていた。そして、そのノートを見るだけで復習ができるように、解法もすべてそのノートに書き込んでいた。

 

このノートの真価が発揮されるのは、本試験前3日間くらい、そして本試験当日だ。本試験前の3日間でそのノートを一通り復習する。


人によってそのノートの分量が異なるので、一通り確認できる日数を推測して1 週間前からこの作業を始めてもいいと思う。


そして、このミスノートの復習をして、それでもまた間違えてしまった箇所に付箋を貼っておく。その付箋の部分だけ、本試験当日に復習する。


こうすることで、ミスノートを最大限に活かすことができ、知識の雨漏りをほぼ防ぐことができる。

 

また、ちょーぜつな安心感を得られるから、本試験当日、これまで培ってきた能力の100%すべてを発揮することができた。

 

 

会計士試験直前期に大切なのことまとめ

  • 本試験までに勉強することを極限に絞り込む
  • 絞り込んだ範囲を本試験までに残された日数で割り、1 日のやるべきことを明確にする
  • 絞り込んだ本試験までにすべき範囲をすべて紙に書き出し、つぶしていく
  • 直前期は計算を毎日 1 問は解き、理論の追い込みをかけ始める
  • 同じ問題を答えを覚えてしまうくらい繰り返し解く
  • 自分の間違えやすい箇所がすべてまとまったミスノートを作成する

がんばって。。!